自信のつけ方の秘訣

皆さま、こんにちは!

ご質問をいただきました。ありがとうございます。

Q 何をするにも自信がありません。

自信をつけるにはどうしたらよいでしょうか?

とてもど直球なご質問ありがとうございます。

自信をつけるのは本当に難しいですよね。

「やったことないのに、自信をつけろ!とか無理!」

そう思います。

それでは、自信のつけ方の秘策をいいますね、それは…。

A 小さいことを達成して自信をつける。

「そんなことして意味あるの?」なんて声が聞こえてきそうですね。

具体的なやり方の前に、少しだけ潜在意識(無意識)の説明をさせて下さい、簡潔に説明しますね。

人間は潜在意識(無意識)と顕在意識にわかれています。

潜在意識とは普段意識していない自分です、無意識と言い換えてもいいです。

「あ、無意識にやってるな」なんて思ったことはよくあると思います、「トイレの電気消したかな」と思って戻ってみると消した覚えがないのに消えていた。

なんてことはよくありますよね。

それは意識してやってないんですね。無意識でやっちゃってるからおぼえてないんです。

顕在意識とは普段意識している自分です。

さて、皆さまはどっちの力が強いとおもいますか?

「それは意識している方だろう」とこれは僕の答えでした、そう思った方もいると思います。

でも、実は…。

潜在意識が99%に対し、潜在意識はわずか1%ほどしかありません。(所説あります)

ですから、人間の思考や行動はほとんど潜在意識、つまり無意識に支配されています。

「勉強するぞ!」とか思っても、10分後には「やっぱり寝よう」となるのは、顕在意識では「勉強するぞ!」と思っていても、潜在意識で「寝たい」と思っているから寝ちゃうんですね。

顕在意識は潜在意識には絶対に勝てません。

つまり、潜在意識を味方につけることができれば、うまくいきます。

そして潜在意識は繰り返されることを重要視します。

このことが大切なことなのか、重要なことなのかは潜在意識は問題ではありません。

単に繰り返されることを重要視するのです。

なので、あなたがゲーマーで毎日ゲームをやっていると、テスト前だろうが、大事な試合の前だろうが、あなたはゲームをやりたくなっちゃいます。

それは、毎日ゲームをやっていると、潜在意識がゲームを最重要事項だと思っているので、他に大事なことがあったとしても、ゲームを優先してしまうのです。

あと、潜在意識はことの大小を意識しません、大きいことでも小さいことでも、いいのです、「できた!」という意識を刻み付けることができれば自信に繋がります。

この潜在意識の特徴を踏まえて、実際の例をご紹介します。

実践はかなり簡単です。

〇〇やるぞ!と宣言して、それを実行し終えれば、「ヤッター!」と喜ぶ。

それだけです。

例えば、

「朝起きられた!やったー!」

「今日も生きてるぞ!やったー!」

「水が飲めたぞ!やったー!」

そんな感じでやって下さい。

簡単ですよね。

「なんだかばからしいなあ」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、実ははこれが自信をつけるには、効果バツグンなんです。

その理由は、成功体験が脳にポジティブなフィードバックを与えるからです。

成功することで得られる達成感や満足感により、自信がつきます。

潜在意識は物事の大小は区別しません。

どんな小さなことでも、成功体験と捉え、自信をつけさせてくれます。

ここで事例を1つご紹介します。

私の友人のAさんは、会社での役職は係長でしたが、何をするにも自信が無く、部下に出す指示も自信なさげに出していました。

そんな人には、部下たちも信頼をおくはずもなく、まさに「舐められっぱなし」の状態だったそうです。

当然、笑顔もありません。

そんな時、私はAさんに上記の方法をアドバイスしました。

Aさんは、半信半疑ながらも、とりあえずやってみることにしました。

「電車に乗れた!やったー!」

「出勤できた!やったー!」

「ランチが食べられた!やったー!」

やって3か月ほどで、効果は実感してきました。

部下の一人に、「係長、このごろいつも笑顔ですね」と言われたそうです。

そして、別の部下からも「この頃、話す前に、えーととか、あのーとか、すいませんとか言わなくなりましたね」とも言われました。

知らず知らずのうちに、自信が表情や言葉使いに表れていたんですね。

それから、Aさんは部下だけでなく、上司の信頼も得られるようになっています。

自信を持つためには、小さな成功体験を積み重ねることが重要です。

自分自身を肯定し、日常生活の中で達成感を感じることで、自信をつけることができます。

でも、「ちょっと、難しいかな…」と思った方は、いつでもご相談下さい。

よろしくお願いいたします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

皆さまの健康と幸せをお祈りしております。