【HSP】「職場の同僚に頼みごと」をする秘訣

こんにちは。

心理カウンセラーの長江寿一(ながえ ひさかず)です。

こんなご質問をいただきました。

ありがとうございます。

Q 職場で同僚に頼み事ができません。

「今、忙しいのかな」と考えるとなかなかやって欲しいことがあっても頼む勇気がでません。

どうしたら良いでしょうか?

相手の置かれている状況を察知して、先回りをして気を遣うHSPさんならではの悩みですね。

その優しさは大きな長所になりますので、どうぞ大切にして下さい。

さて、回答ですが、ズバリこれです!

A 小さな頼み事から頼んでみる

HSPさんは他の人への気遣うあまり、頼みごとができません。

なのでなんでも自力でやる癖がついてしまっているので、人に頼る発想が無い人が多いです。

そこで…

いきなり難しい仕事を頼むのはハードルが高いので、まずは簡単なことから頼むのがグッド。

本当に簡単なことでいいんです、「ちょっとあれとって」とか「これをそこまで運んで」とか何でもいいんです。

それを繰り返していくうちに「人に頼ってもいいんだな」という感覚ができてきます。

だんだんと人に頼ることに抵抗がなくなってきます。

一つの例を出しますね。

HSP気質のAさんは自分の仕事はおろか、他人の仕事もきちっりと仕上げますが、本当は他の同僚にも手伝ってもらったほうがいいのかなと思っています。

そこでいきなり仕事を振るのではなく、小さな頼み事をするようにしました。

同僚がコンビニに買い物に行くときは、「私のも買ってきて」と頼んだり、食堂で「ソースとって」「窓開けて」とか、頼んでいました。

小さい頼み事をして、他人にそれをしてもらうと、その頼むごとがどんなに小さなことでも「他人に頼ってもいいんだ」という意識がAさんに定着していきました。

そして段々と頼みごとのレベルをあげていき、難しい仕事も他人に任せることにしました。

その際には必ず「無理ならいってね」と伝えています。

それから数か月経ちました、Aさんは抵抗なく同僚に仕事を頼んでいます。

まとめ

職場の同僚に仕事を頼めない時は、どうしたらいいでしょうか?

小さなことから頼み事を始めてみて下さい、「ソースとって」「窓開けて」みたいなことでいいです。

するとだんだん人に頼ることに抵抗がなくなり、職場の難しい仕事も頼めるようになっちゃいますよ。

それでも「うまくいくかわからない」とか

「やってみたけどよくわからない」とか

「時間かかりそう…」と思った方はぜひご相談下さい。